黒川温泉露天風呂めぐり30軒中『印象に残った』ベスト10を紹介!

テラスが行ってみて良かった、友達が来たら紹介しているお宿の温泉をご紹介!

そもそも入湯手形って何?

という黒川温泉はあまり知らない・・という方にもわかりやすくご紹介します。

黒川温泉露天風呂めぐり30軒中『印象に残った』ベスト10を紹介!

  • 黒川温泉ってどんなところ?
  • 入湯手形とはなんぞや?
  • 景色を見ながらほっこりできる露天風呂(4選)
  • 情緒があってくつろげる露天風呂(3選)
  • ゆったりしていて使いやすい露天風呂(3選)

黒川温泉ってどんなところ?

黒川温泉は熊本県と大分県の県境近くの阿蘇郡南小国町にあります。標高650m~950mの高地にあるため夏は涼しく九州内でも快適に過ごせます。冬は積雪する場合もあり雪見露天が楽しめる機会もあるので四季による風情の違いを楽しめます。

一般的に写真で見る黒川温泉街は約1kmほどの狭い川沿いの渓谷に20ほどの旅館がひしめいています。この旅館街は歩いて回っても30~40分もあれば1周できるほどです。

残りの10ほどの旅館は東西7kmほどの範囲に点在しており、旅館街の中とは異なった景観や雰囲気を楽しめます。公共機関はほぼないので車での移動が必要です。(ちなみにタクシーはほぼいないと思ってください。呼ぶのに30分くらいかかることはザラにあります。)

旅館や温泉の大きさも、温泉の泉質も旅館ごとに様々なので、黒川温泉のマップにかいてある定員数で大体のお風呂のおおきさがわかります。また泉質も単純泉から硫黄泉や炭酸水素塩泉など7種もあり好みの泉質を選んでいくこともできます。 【黒川温泉全体図】

入湯手形とはなんぞや?

1枚で3か所は入れる入湯手形。各旅館でシールうぃ1枚とって旅館ごとのスタンプを押してくれる。

黒川温泉は町全体を1つの旅館として楽しんでもらうことを目的に「入湯手形」を30年前に作りました。ほかの旅館の温泉に入ってみたいけど敷居が高いな・・という心理的なハードルをこわして、いつでも温泉に入りに行ける気軽さと金額を気にしなくてよい手軽さが魅力です。

各旅館に現金で入浴代を払う場合¥500~¥800くらいと幅があります。手形を買えば1枚¥1300で3か所は入れるのでお金の心配がなくなりますね。温泉大好き人間なら1日に3か所も余裕でしょう。普通の人でも6か月の有効期限なので後日また入りにくればOKです。(子供手形もあります。)

旅館のお休みや入浴時間などの詳細は、黒川温泉旅館組合のホームページで毎日更新されているので出かける前に必ず入浴情報をチェックしましょう! 【黒川温泉入浴情報】

景色を見ながらほっこりできる露天風呂(4選)

瀬の本高原ホテル(出典:Rakuten Travel)

黒川温泉は幅が広いので、渓流沿いの旅館や温泉街の中、草原の中といろいろな景観を楽しめることが魅力の1つでもあります。その中でもテラスがお気に入りの旅館街から離れている旅館4か所をご案内します。時間帯や季節で選んでもよいところ。温泉の湯ざわりだけではなく景色にも癒されること間違いなしです! 

山みず木

黒川温泉でどこの温泉がいいと友達に聞かれたら真っ先に答えてしまうこの温泉が「山みず木」。

いつもきれいに手入れされていて、渓流と森をみながら広い露天風呂にゆったりつかる。何とも言えない贅沢なひと時を味わえます。季節ごとの情緒もあるので紅葉の頃や雪の景色も見たくなる温泉。時間帯でも雰囲気が変わります。山間にあるので道が少し狭いため運転には注意しましょう!

奥の湯

男女別の入り口・更衣室を通り抜けると内湯と小さな露天風呂。さらに奥へと進むと渓流の横に広がる大きな”混浴”露天風呂。緑の木々と小さな滝が見える渓流になごみながら泉質をじっくり味わいたくなる露天風呂。奥のほうに階段を上がると小屋の中に入れる変わった場所もあります。

そして恐るべきは混浴です。いつも人の少ない時間帯にしか行かないので、露天風呂を満喫していざ上がろうとすると、男女浴場につながる扉の前に女性が湯船につかっている! もう上がりたいけど近づけなくて端っこでしばらくのぼせそうになっていたことを思い出す露天風呂です。

瀬の本高原ホテル

温泉街から一番遠い瀬の本高原にある温泉。とにかく広い草原の中になにも垣根のない露天風呂。夕日から夜の星空まで空の色が変わっていく様はまさに絶景です。寝風呂でよこたわりながら流れ星を探すのがオススメ。屋根などもないので真夏の日中は直射日光が強いかも。氷点下の中にはいる冬の雪見風呂は勇気がいりますがおすすめですね。

山河

テラス的に黒川一の泉質と思うこの旅館。森の中で癒されながら最高の泉質の温泉を肌になじませる。

贅沢以外の何物でもないこの露天風呂。黒川温泉街から西の方向に一番離れているので車で移動が必要ですが行く価値アリの渓流と木々に囲まれた癒しスポットです。

情緒があってくつろげる露天風呂(3選)

南城苑(出典:Rakuten Travel)

黒川温泉街の中にはたくさんの旅館がひしめき合っています。狭い場所なのでちいさな旅館が多いのですが、だからこその味わい・情緒があるので黒川温泉はやめられないですね。歩いてすぐに次の旅館に行ける手軽さ、黒川一旅館を体現したような町全体が1つの旅館のような雰囲気を楽しめます。

その中でもテラスおすすめの3つの旅館をご案内します。

いこい旅館

名湯100選に選ばれている美人湯。入り口のいろりに始まり「ザ・旅館」といえる雰囲気を最初から最後まで堪能できるからこそ人気なのでしょう! 川沿いの露天風呂は昼も夜も雰囲気最高で湯ざわりも優しくて最高! 女湯にはぶら下がって入る立湯もあるそうです。さすがに女湯にはいれないので写真でしか見たことないですが、なかなか気持ち良いそうです。

御客屋旅館

江戸時代にお殿様も泊まっていたという歴史ある旅館。だからこその風情がたまりません。小さい旅館でお風呂も木張りの壁と格子戸がレトロ感美しい小さな内湯と、戸を開けると川沿いの小さな露天風呂。川のせせらぎを間近にききすぐ上に客室の壁が見える雰囲気は歴史ある旅館ならではの贅沢感があります。

南城苑

旅館組合のすぐ横にありとても便利な場所にあるこの旅館。温泉街は南城苑のよこのいご坂を下って川沿いの旅館がひしめく川端通へと続きます。南城苑は黒川温泉でもちょっと高い位置にあるので眼下に温泉街の屋根を見ることができ、温泉街の中でも他とは違う情緒を味わえます。ちょっと面白いのは脱衣所の横にある温泉顔蒸し器。温泉蒸気でミスト効果あり⁉ 癒されますね。

ゆったりしていて使いやすい露天風呂(3選)

温泉には入りたいけど、脱衣所の清潔感やドライヤー、エレベータがあるかなど快適にも使いたい。もちろん温泉もゆったりつかりたい。小さい子供がいても入りやすいなど温泉に入るにもいろいろ条件が付くときもありますよね。そのようなときでも安心できる施設をご紹介します。

湯峡の響き 優彩(出典:Rakuten Travel)

湯峡の響き 優彩

温泉街で一番大きな旅館。だからこその広い内湯と露天風呂。更衣室も広くてきれい。湯上りの待合所も広くてきれい。安心ですね。エレベーターもあり温泉内の段差も少ない。もちろん温泉も露天の雰囲気も高級感もあり満喫できる環境です。内湯の中にいらっしゃるかわいいお地蔵様にお礼を言っておきましょう。

夢龍胆

黒川温泉街では中規模でエレベーターもある旅館。更衣室から洗い場に少し階段はありますが、温泉街の中では内湯も露天も割と広めでゆっくりできます。旅館らしいいい雰囲気の中で温泉を楽しめます。

内湯の奥にはサウナもありこれがまた気持ち良い。内湯とサウナで楽しみすぎて露天風呂に行くのが遅くなりそうです。

黒川荘

熊本地震後に大きく改装され湯めぐり専用と宿泊者用が別になりました。改装前も後も心地よいこの旅館のお風呂。旅館の素晴らしいたたずまいの入り口から受付。そのあと露天風呂へ向かう通路も雰囲気よく、更衣室・内湯・露天風呂と清潔感・雰囲気・使い勝手のすべてが良いです。泉質もほかの旅館とはちょっと異なる湯ざわりが大好きな温泉です。

以上、テラスの勝手なおすすめ露天風呂10選。いかがだったでしょうか?

どこにしようか迷っている方に参考になれば幸いです。コロナ感染症の影響でお休みの日が多くなっています。入浴前には必ず入浴情報を見て空いているか確認しましょう!小さな旅館が多いのであまり大人数で一つの旅館に行くと受付が難しい場合もありますので、グループの方は分散入浴も考えていかれるとスムーズに楽しめると思います。

私もホテル業で働いているのでお願いですが、宿泊の方もいますので露天風呂めぐりの時はお互いが気持ちよく楽しめるように入浴中・待合の間のマナーは守って温泉ライフを満喫してくださいね。

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