福岡→阿蘇への春の観光ルート4選

暖かくなってくると阿蘇に行きたい!という方が増えてきます。3月は野焼きが行われ、4月にはわらび・ゼンマイが顔を出し、草原には春りんどうがかわいく顔を出してきます。GWごろには若葉のきれいな草原が広がり阿蘇の大地は緑に覆われます。ドライブ・バス旅行・温泉旅行など魅力いっぱいの阿蘇に来るならこんなコースで来てはいかがでしょうか?

下記の観光地は大型バスでも駐車できる個所を選出しています。ただし道幅が狭くなっていたり、大型用駐車場スペースが開いていない場合などが発生する可能性がございます。バスなどをご利用の際は、駐車場・食事・入館の受け入れが可能か事前にご確認ください。

①熊本地震からの復興をまわる旅

引用元:Google社「Google マップ」

  • 熊本城
  • 桜の馬場 城彩苑
  • 新阿蘇大橋展望所 ヨ・ミュール
  • 阿蘇神社
  • 門前町水基めぐり
  • ASO MILK FACTORY
  • 大観峰展望所
  • 杖立温泉

熊本地震で被害の大きかった観光地も元通りではないですが復興しています。震災後新たになった観光地に改めて訪れることで来たことのある人も新しい発見があるかもしれません。

 熊本城天守閣内部公開は6月28日(月)から開始ですが、熊本城の桜はとても美しいので周辺散策だけでもおすすめです。またお城のそばにある城彩苑で熊本のお土産も見つけましょう!

熊本城・城彩苑 (出典:じゃらんnet)

熊本地震で崩落した阿蘇大橋が新たに『新阿蘇大橋』として開通しました。この橋のたもとにある展望所からは、熊本地震の大きさと断層の様を見ることができます。自然の力と復興の力を同時に見ることができます。

新阿蘇大橋の名称「ヨ・ミュール」は、熊本弁で“良く見える”の意味。また、南阿蘇村にあった仮設住宅の集会場を移設したご当地ジェラートが楽しめる売店や休憩スペース、トイレがある休憩所も。国道57号線沿いの展望所からは崩落した旧阿蘇大橋を見ることができ地震の大きさを今に伝えています。

新阿蘇大橋、ジェラテリア ヨ・ミュール、崩落した旧阿蘇大橋 (出典:じゃらんnet)

 阿蘇神社も地震の際に重要文化財の楼門が崩落しました。2022年3月現在まだ復旧工事中ですが、拝殿のほうは出来上がっております。木目の美しい拝殿に神々しさも感じます。また、阿蘇神社周辺の桜もとても美しく絶好の撮影ポイントです。そして、合わせていきたいところが門前町。懐かしい、でも新しいこの門前町には個性あるモノや食事がたくさんあります。馬肉入りコロッケ『馬ロッケ』やトアーモンドが香ばしいシュークリーム『たのシュー』のような食べ歩き人気商品もあります。

 阿蘇の製品を買いたい人には阿部牧場さんが運営しているASO MILK FACTRYがおすすめ。ASO MILKから生み出されるチーズなどもあり、その場で楽しめるカフェもあります。

最後に阿蘇のカルデラを一望する大観峰展望所へ。カルデラの外輪山には地震の時に地滑りを起こした形跡がいくつか見られます。またカルデラの中で暮らす人々の営みは復興のあかしとして見られます。雄大で美しい自然を肌で感じることができるでしょう!

最後に自然の恵みの産物『温泉』に浸かって全身で阿蘇の自然を満喫しましょう!

再建後の阿蘇神社拝殿、門前町商店街、ASO MILK FACTRY、大観峰展望所(出典:じゃらんnet)

②美しい景色と優雅なひと時を満喫!

引用元:Google社「Google マップ」

  • 由布院散策と食事
  • 飯田高原・やまなみ牧場
  • 野外劇場・TAOの丘
  • くじゅう花公園
  • 杖立温泉

中九州の美しい場所をゆっくり優雅に堪能しましょう!

まずは言わずと知れた「由布院散策」。金鱗湖周辺の自然と町の雰囲気はなんだか落ち着きますよね。由布院にはお食事処もこだわりのお店を訪ねるのもよいですが、折角なら老舗旅館の雰囲気と味も楽しみたい!「亀の井別荘」さんはランチもしているのでちょっと優雅にというときはおすすめですね。今回のルート上でフレンチを食べたい!という方は瀬の本高原になりますが「ア・マ・ファソン」さんというオーベールジュもランチ提供があります。コロナの時期でもありますし事前に予約できるか確認しましょう!

やまなみハイウェイを熊本・阿蘇方面へ進むと草原の広がる飯田高原にやってきます。小動物とのふれあいができたり、ソフトクリームや食事・お買い物も楽しめます。また温泉館もあるので一息つきたい方にはちょっと赤茶色系の温泉はあったまりますね。

瀬の本交差点からくじゅう高原・竹田市の方向へ曲がり10分ほど。以前、あざみ台展望所があった場所に「TAOの丘」劇場ができています。和太鼓集団のTAOは有名なのでご存じの方も多いでしょう!久住高原を拠点に練習・公開をしていますが、このTAOの丘野外劇場で生の公演を見ることができます! しかも雄大な阿蘇の大草原を見渡しながらの演奏は感動の一言‼ 公演時間確認の上で行きましょう!

くじゅう高原をさらに5分ほど車で進むとくじゅう花公園に到着します。四季折々の花々が阿蘇の草原とくじゅう連山の頂をバックに美しく広がっています。散策するだけで幸せな気分になれる場所です。

また花公園の近くには久住ワイナリーや乗馬牧場もあり合わせて楽しむことができます。

杖立温泉では4/1~5/5は鯉のぼり祭りです。3000匹以上の鯉のぼりが杖立川に舞う景観は壮観です。

また夜はライトアップされるので、お食事の後ゆっくり川辺をそぞろ歩きするのもよいですね。

③南阿蘇の水と自然の造形を堪能

引用元:Google社「Google マップ」

  • 一心行の大桜
  • 高森田楽の里
  • 高森湧水トンネル公園
  • 白川水源
  • 草千里ケ浜
  • 道の駅 阿蘇
  • 杖立温泉

自然と水のきれいな南阿蘇。パン屋さんやケーキ屋さんなどちょっとおいしいスポットもたくさん!

春といえば『一心行の大桜』。菜の花畑に囲まれた1本の大木に咲き誇る桜は圧巻です!

食事は変わった形のラクダ山のふもとにある高森田楽。いくつかお店がありますが、囲炉裏で味噌を塗った野菜やヤマメなどをゆっくり焼いてくれます。時間は60~90分は見ておきましょう。

高森には昔の鉄道跡のトンネルを公園にした湧水トンネル公園という場所があります。特に七夕のころには多くの七夕飾りがトンネルの中に広がり見ごたえのあるながーいトンネルとなります。

午後の紅茶のCMで話題になった南阿蘇鉄道の駅と白川水源。水量豊富な白川水源の美しい光景に癒されます。

そのまま阿蘇山頂へ向かって登っていくと、荒々しい阿蘇の頂付近をすぎ、草千里が浜へ。

草原の中の水辺に牛や馬が歩くのどかな光景。火山博物館のシアターやカフェもきれいでとても楽しめます。

時間があれば、杵島岳や烏帽子岳トレッキングも30~60分くらいで登れて気軽に楽しめます。

草千里から阿蘇駅へ向かう登山道沿いは牛や馬の放牧もされており、牧歌的な雰囲気と阿蘇の外輪山を望む美しいドライブルート。そして阿蘇駅の横には道の駅があります。地元ならではのお菓子・農産物・乳製品やお肉まで。馬肉の缶詰や阿蘇のお米まで販売してます。阿蘇の牛乳を使ったプリンや表で販売している阿蘇バーガーもおすすめです。

カルデラの底にある阿蘇駅から外輪山を上り杖立温泉まで。阿蘇の火山活動で作られた大地を走っていくと自然の力の大きさを感じずにはいられませんね。

④天領日田と竹田城下町の歴史街道

引用元:Google社「Google マップ」

  • 日田・豆田町散策
  • 瀬の本レストハウス
  • 岡城跡
  • 竹田市歴史文化館・由学館・城下町散策
  • 道の駅 竹田
  • 杖立温泉

天領日田から小国・竹田市へ抜ける小国街道・日田往還。

熊本・肥後のお殿様も黒川~瀬の本~竹田と歩いていた参勤交代道でもあります。

まずは幕府直轄であった天領日田。昔の素晴らしいたたずまいは豆田町の中に残っています。散策してよし、お店で交流するもよし、お食事も楽しめる。個人的に好きなところはホテル風早さんのレストラン秋子想(ときこそう)さん。酒蔵を改装した歴史を感じながらも雰囲気の良いレストランでいただくランチはなかなか優雅で落ち着きます。

大分・岡藩の城下町・竹田に行くまでに途中、黒川温泉・瀬の本高原があります。この辺りには昔の参勤交代道跡があり、松並木の間にくぼみの道(けもの道みたいに見えますが)が見受けられます。特に瀬の本レストハウスの先から茶屋の原キャンプ場付近は景色もよく、松並木も景色に映えて美しいです。

竹田市といえば『荒城の月』で有名な岡城址。竹田市を見下ろす高台にあり桜がとても美しいスポットです。城下町をみながら風に吹かれるとタイムスリップできそうですね。滝廉太郎さんもここで景色を眺めたのでしょう。

竹田市の文化を知るには街歩きと歴史文化館がおすすめ。歴史を知ると景色が違って見えます。

また阿蘇に戻る時には道の駅竹田にも寄ってみましょう。駐車場付近の桜も美しく、春先まではいちご狩りも楽しめます。このルートは景色もよいのでドライブにも良いですね。

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